しらみを退治するためには、どうしたら良いのか? 感染を防止するためには? 全国のママさんたちの実体験から作るしらみ対策サイト。

本家しらみとの大きな違い

  1. 油臭い嫌な臭を出します(カメムシの特徴)。
  2. 本家しらみの倍以上の大きさがあり、目視できます。
  3. 人間だけでなく、他の動物の血も吸います。
  4. 寿命が長く、飢えに強いです。血を吸わなくても条件によっては半年も生きます。
  5. 人間の体毛ではなく、人間の家を住処にします。

 トコジラミは、暗く温かい場所を好むなど、ゴキブリに近い習性を持った生き物です。

 しかし、その被害の深刻さは、ゴキブリとは比べものにならないレベルです。
 小さくて、繁殖力が強いために、駆除するのが難しく、ホテルなどの宿泊施設で発生すると、完全に駆除できたと確認できるまで、休業せねばなりません。

 トコジラミは、元々日本には存在しない虫でしたが、幕末の頃に、外国船によって持ち込まれました。
 それから、北海道から九州まで広く生息するようになりましたが、戦後、殺虫剤の開発によって、本家しらみ同様、駆逐され、60年ほどまったく姿を見なくなりました。

 しかし、21世紀になって、再び、オーストラリアやアメリカで大発生し、観光産業に大打撃を与えただけでなく、旅行者の荷物に紛れ込んで日本にも再びやってきました。
 グローバル化の流れが、害虫の世界的な勢力拡大にも繋がってしまっているのです。

 海外では、国をあげて駆除に取り組んでいるところもある、一般的な害虫です。
 海外旅行先で、安宿を利用する際などは、気をつけた方が良いでしょう。

 大発生の背景には、トコジラミが殺虫剤への耐性を身につけたこと。
 人体の健康や環境への配慮から、噴霧式や散布式の殺虫剤に代って、ゴキブリやアリといったターゲットを限定した食毒剤タイプが主流になったことの2つのがあげられます。
 トコジラミはキンチョールやバルサンのような噴霧式、散布式の殺虫剤は効くのですが、人間や動物の血液が餌であるため、食毒剤には一切効果がないのです。